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2019年9月9日月曜日

Paris Brest Paris参戦記 その1

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完全開店休業状態の当ブログですが、備忘録的に、また今後PBPに出場される方へは、情報はいくらあっても困らないと思うので、参考にしていただければという気持ちでPBP参戦記を残すことにします。

1)PBPとの出会い
自分がPBPの存在を知ったのは、自転車を始めた翌年2008年頃だったと思う。当時読んでいた某ブログ(数年前から更新されなくなって、その後は不明)のブログ主さんが2007年のPBPを紹介されていらっしゃって、ブルベという存在と同時にPBPを知った。

フランスにはその頃までにも2回ほど旅行したことがあって、うち1回は南仏をレンタカーで周遊するというものだったのだが、バカンスシーズンということもあってか、運転中に、キャンピングカーへ自転車を積み込んで走ってる人やサイクリングしている人を頻繁に見かけた。
当時はまだ自転車を始めていなかったが、オートバイには乗っていたので「いつかフランスでツーリングしたら気持ちいいだろうな」という漠然とした憧れを抱いた覚えがある。

オートバイから降り、自転車に乗り始め、PBPの存在を知ったあとは、その憧憬はそのままPBP出場へと引き継がれた。
が、実際にPBPに出場するとなると、PBP期間の休みだけでなく、出場権を得るための国内ブルベへの参加が思いの外ハードルが高い。家庭や仕事などとの折り合いがなかなかつけられず、2011年、2015年の2回は見送らざるを得なかった。

家庭と職場の皆様にはご負担をかけつつ、国内ブルベをこなし、なんとか2019年4月に出場権を獲得した。

2)大会前日まで
今回は羽田経由でParis CDGまでの空路を予定してたのだが、あろうことか出発予定日に台風が関西直撃という事態に陥り、あわや出場不可能かと危ぶんだのだが、予定日前日になんとか定時上がりで仕事を終え、羽田まで移動することができ、予定していた便でパリに飛ぶことができた。
関空からの直行便を取っていたら、と思うと気が気でないが、こればっかりは予想もクソもないので運否天賦にまかせるしかない。

Parisでの宿は、Montparnasse(モンパルナス)駅から徒歩10分ほどのibis系列のホテルにした。今回家族の一部が同行したこともあり、家族が観光しやすいようにとの配慮でここを選んだが、大正解だったと思う。
日本人の多くの方は、前回までの出発地点であるSaint-Quentin-en-Yvelines(サンカンタン・イヴリーヌ)周辺駅に宿を取っていたようだが、個人的にはParis市街地に取ったほうが、買い物や食事などの自由度が段違いに高いのでメリットが大きいと感じた。※余談だが、Parisの北東にもSaint-Quentinという街があり非常にややこしい。
宿泊料は調べた感じだと1泊で10€程度変わらなさそうなので(もちろんParis市内のほうが高い)、大差というほどではない。
Montparnasse駅からだと出発地点のRambouille(ランブイエ)まで電車で乗り換え無しで1本、片道7€、快速にのれば30分で到着する。Rambouilleとの間を往復する機会は、前日受付、当日+ゴール日の2往復ぐらいなので、滞在中のParis観光のしやすさなどを考えたら絶対Paris市内がオススメ。
観光なんかしねえよ!っていう方はどっちでもいいのかな。

当ブログはパン好きブログでもあるので、その観点から書くと、Montparnasse駅前にEric Kayserの支店がある。日本のMaison Kayserは正直言ってそこまで美味しいと思っていないのだが、さすがに本場のお店は段違いに美味しかった。シュクレクールの岩永シェフはたしかEric Kayserで修行したはずだが、同店のバゲットのルーツが垣間見える、先端の尖った、刺さりそうなほど硬いクラストを持つバゲットがわずか1€強で食べられる。定休日の日曜日以外、ほぼ毎日朝食はここでイートインした。
他にも、少し駅から東に行ったところにParis & Coという有名店の支店もある。ここは、バゲットコンクールで上位に食い込むほどの有名店で、さすがにここも美味しい。Eric Kayserとは全く食感が異なるバゲットで、クラスト・クラムともにやや柔らかめであるが、絶妙な塩加減があとを引き、簡単に手でちぎれてしまうのでいくらでも食べられちゃう系。
他にもバゲットコンクール入賞店を幾つか回ってみたのだが、残念なことに8月末までバカンスで休業している店舗が大半で開いているところのほうが珍しいという有様だった。日本人の感覚では、飲食業、特にパン屋なんていう主食を扱う店が1ヶ月も休むなんていうのは考えられないが、文化の違いというか働き方に対する意識の違いを実感させられた。

さて、話をPBPに戻す。

PBP前日はRambouilleで車検を受ける必要がある。
今回の滞在中、この日だけが生憎の雨。朝のうちは小降りだったものが、よりによって自分が車検を受ける時間に指定していた13時前後から本降りになってしまった。
Rambouille駅から、会場であるRambouille城まで1km以上離れており、しかも場所によっては石畳だったりして自転車ではなかなかに移動しにくい。パンクするもの嫌だし、フェンダー(いわゆる雨よけ)を付けてきてなかったから服が泥で汚れるのも嫌だったので、自転車を押しながら徒歩で移動したのだが、あとから聞く話では結構な方がパンクしたりといったトラブルに見舞われたみたいなので、結果的には正解だったのかも。
お城のゲートから会場までがまた1kmほど?歩かされて、駅からだと合計30分は優にかかる。

会場に着いたら着いたで、オペレーションがいいとは言えず、雨の中長蛇の列に並ばされる。正直、この時点ではPBPへのイメージがめちゃくちゃ悪くなってしまった。大都市マラソンの受付みたいに、もっと広い屋根付き会場を用意してくれよと思ったが、あの街では望むべくもないんだろうし、比較的高齢な方が多いボランディアで頑張って運営してくださっていたと、今になれば感謝しかない。
ただし、やっぱり欲を言えば屋根付きのほうがありがいのは間違いない。前回まで出発地点であるSaint-Quentin-en-Yvelinesにゴール後に行く機会があったのだが、受付会場であったベロドロームを見た瞬間、「次回からこっちに戻してくれ!」と思ったことを付記しておく。

車検はスムーズに通り・・・と書きたいところだが、あろうことかリアブレーキのワイヤーが緩んでるという状態で、その場でボルトを締め直す必要に迫られた。車検なんて意味ないやろ・・・って思ってたけど、このまま当日走ってどこかでトラブルに見舞われてたらと思うとゾッとする。
とりあえず再度チェックを受けて車検は通ったが、宿に帰ったあとにもう一度あらゆるボルトを締め直したことは言うまでもない。

宿に帰ったあと、かなり早めに就寝し翌朝までぐっすり寝たが、さらに睡眠薬を投入して2度寝し、前日は12時間以上の睡眠時間を確保できた。
ここの睡眠時間は完走へ向けて、最重要ポイントの一つだと思う。

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