今季のアニメの中では「SHIROBAKO」は優良作品の一つだと思うが、今回の話題はそれとは全然関係なくて「SHIROKUMA」である。
そう「白くま」。
九州発祥のかき氷の亜型だったと思うが、関西在住の自分にとっては由来はどうでもよい。
ここ数年コンビニ各社で手軽に買えるようになった冷菓としての「白くま」、なかでもセンタンの「白くま」について語りたい。
市販されている氷菓タイプの白くまの中でもセンタンのそれが群を抜いて美味しいのは言うを待たない。その美味しさの所以は具材の豊富さ、練乳の濃度など色々考えられるのだろうが、最大の理由は「氷の細かさ」であると断言する。
「独自の微細氷製法でジュワッと広がる練乳感が味わえます」
まさに言い得て妙。しゃきしゃきと歯触りのよい微細な氷の粒状感が小気味良い触感を演出し、さらに溶けだした練乳のほどよい甘みが口腔内に広がり至福の時が訪れる。
そんな「最強の白くま」の名をほしいままにしているセンタンの白くまなのだが、実はもう一つさらに「奥」がある。
コンビニ(ヤマザキデイリーストアに置いてあることが多い)で比較的容易に手に入る130円のアイスバータイプと、主にスーパーで売られている6本入りのアイスバータイプでは同じ商品とは思えないぐらいに食感が違う。
個人的には6本入りタイプがお気に入りなのである。
なぜか?
思い出してほしい。白くまの表面に果実は露出しているだろうか?
否。
基本的に最外層はアイスの層である。おそらく果実の凹凸があっては綺麗に成形できないというのが理由だとは思うが、この制約があるからこそ、6本タイプとの差が生まれるのだ。
断面積が小さい6本タイプでは果実が飛び出さないようにかなり小ぶりな果実しか入っておらず、相対的に氷の成分が占める割合が大きい。このため、センタン特有の微細氷によるシャリシャリ感がより強く出るのだ。
もう一度よく考えて欲しい。
君は氷を食べたいのか?それともフルーツを食べたいのか?
言わずもがな氷であろう。
悪いことは言わない、是非一度センタンの6本入り白くまを買ってみて欲しい。私の言わんとすることがきっと理解してもらえると思う。
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