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2015年10月20日火曜日

「SHIROKUMA」考

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今季のアニメの中では「SHIROBAKO」は優良作品の一つだと思うが、今回の話題はそれとは全然関係なくて「SHIROKUMA」である。

そう「白くま」。

九州発祥のかき氷の亜型だったと思うが、関西在住の自分にとっては由来はどうでもよい。
ここ数年コンビニ各社で手軽に買えるようになった冷菓としての「白くま」、なかでもセンタンの「白くま」について語りたい。

市販されている氷菓タイプの白くまの中でもセンタンのそれが群を抜いて美味しいのは言うを待たない。その美味しさの所以は具材の豊富さ、練乳の濃度など色々考えられるのだろうが、最大の理由は「氷の細かさ」であると断言する。


「独自の微細氷製法でジュワッと広がる練乳感が味わえます」

まさに言い得て妙。しゃきしゃきと歯触りのよい微細な氷の粒状感が小気味良い触感を演出し、さらに溶けだした練乳のほどよい甘みが口腔内に広がり至福の時が訪れる。

そんな「最強の白くま」の名をほしいままにしているセンタンの白くまなのだが、実はもう一つさらに「奥」がある。

コンビニ(ヤマザキデイリーストアに置いてあることが多い)で比較的容易に手に入る130円のアイスバータイプと、主にスーパーで売られている6本入りのアイスバータイプでは同じ商品とは思えないぐらいに食感が違う。

個人的には6本入りタイプがお気に入りなのである。

なぜか?

思い出してほしい。白くまの表面に果実は露出しているだろうか?
否。
基本的に最外層はアイスの層である。おそらく果実の凹凸があっては綺麗に成形できないというのが理由だとは思うが、この制約があるからこそ、6本タイプとの差が生まれるのだ。
断面積が小さい6本タイプでは果実が飛び出さないようにかなり小ぶりな果実しか入っておらず、相対的に氷の成分が占める割合が大きい。このため、センタン特有の微細氷によるシャリシャリ感がより強く出るのだ。

もう一度よく考えて欲しい。
君は氷を食べたいのか?それともフルーツを食べたいのか?
言わずもがな氷であろう。

悪いことは言わない、是非一度センタンの6本入り白くまを買ってみて欲しい。私の言わんとすることがきっと理解してもらえると思う。

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あと4人!

2015年1月18日日曜日

赤穂「あこうぱん」

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関西パン屋巡り48軒目。

2014年最後の週末にロングライドをする時間を確保できたので、RaphaのFestive500を達成するため、以前から行ってみたかったカキオコ(牡蠣がたっぷり入ったお好み焼き)を食べに、岡山県の日生までのツーリングを計画。
このライド自体は幹線道路がメインの走行ルートで、取り立てて記事にするつもりはない。自宅から日生まで片道130kmほどなのだが、今の自分のしょぼい脚では往復自走は不可能と冷静な判断を下し、赤穂から輪行で帰宅することとした。
さて、赤穂と言えば、一昨年赤穂トライアスロンに出た時に行きそこねたお店があったのでちゃんとリベンジしておいた。

JR播州赤穂駅から徒歩で10分ほどぐらい、城跡方向へと歩いたあたりにあるのが「あこうぱん」。某評価サイトでパン屋を検索すると、ここしか出てこないぐらい一強体制を築き上げている地域の人気店のようだ。

古民家風の外装で、中も土間がそのまま店内になっているようなどことなく懐かしい雰囲気の店作り。売り場も比較的広いのだが、そこにラックが組まれて立体的に商品が並べられており、とにかく商品の種類数に圧倒される。訪問したのが午後0時すぎだったのではないかと記憶しているが、欠品している商品もちらほら見られ、それらも含めたら100種類以上はパンがあるんじゃないだろうか。
ハード系のパンもそれなりには並んでいるが、地域のパン屋さんなので印象としてはやはり菓子パン・惣菜パンがメイン。 「あこうぱん総選挙」と銘打ったお客さんからの人気投票結果を店内に掲示しておられるのだが、上位にランクインしているのはクリームパンなどの菓子パン・惣菜パンばかり。

せっかくなので人気ナンバーワンの商品を含めて菓子パン数点と、ハード系数点を購入。

・丸尾牧場の生乳でつくったあこうクリームパン
選挙の上位ランカーからチョイス。ふんわり柔らかくとろけるような生地のパンに、比較的あっさりだがザラッとした舌触りのクリームがたっぷり練りこまれている。甘みはしっかりあるのだが、 後に尾を引かないライトな余韻が個人的には好印象。

・幸福パン
これも上位ランカー 。いわゆる「ハイジの白パン」的な生地にバニラの香りが効いたカスタードクリームが入っている。クリームパンとは使っているクリームが違うのかな。
小ぶりなパンなので、パクパクっと頬張って口の中に広がる甘みを噛みしめると確かに幸福だわ、コレ。

・バゲット イトシ
 バゲットも数種類あったが、そのうちで一番人気っぽいのがこちら。上述の人気投票でイチバン人気なのはこのバゲットにあんバターを挟んだものだった。
きつね色に綺麗に焼きあがったクラストはクープのエッジの立ちも見事で、比較的薄くパリっとした食感。複雑な濃厚なあじわいというよりも、バゲット袋に顔をうずめて芳香を嗅ぎたくなるような小麦の香りがふわっと漂うシンプルな優しい味。ヒキがありモチふわ系のクラムは控えめな塩気で食べやすい。お腹が空いていたこともあったが、新快速内でぺろっと完食してしまった・・・。

パンの商品名が面白いものが多くそれぞれのプライスカードにちゃんと説明が書いてあるので、この品数のパンをぐるっと見て回るだけでも楽しい気分にさせてくれる。多分3~4周は店内を回った。それでも選びきれずに店員さんに質問したらめんどくさそうにすることもなく気持ちよい対応で接客してもらえて、こういう点でも非常に好印象。

マイバッグを持ってこないとビニール袋代を請求されるっていうのは正直「?」。パンの個別包装は結局するわけだし、外袋だけ自費請求ってのは意味あるんかな。これはスーパーでも思うことだけど。

赤穂に行く機会があればぜひ訪れてほしい、パンの遊園地のようなお店だった。
 
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