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2014年11月25日火曜日

宝塚 山本「Pain de Hash(パン・ド・ハッシュ)」

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関西パン屋巡り47軒目。

以前に紹介した「hana」と合わせて、山本駅方面をランニングついでに巡ってみた。
場所的には伊丹との境、荒牧あたりにあるのがこちら、「pain de Hash(パン・ド・ハッシュ」(仏語読み的にはアッシュでは?)。
ルヴァン種を用いた天然酵母ハードパンをウリにされているようだ。
私が訪問した14時頃でもひっきりなしにお客さんが入ってきていたが、たまたまかもしれないが、他のお客さんのチョイスを見ているとハード系を選んでいる方はおられず、まだ認知が進んでいないのかなと少し残念に思った。

さて肝心のパンの紹介。

・バゲット
やや細身で、その分長さは50cmほどはあろうか。
パリッと気持ち良いクラストの食感。バリッと割れるような硬さではなくて、どこか粘りのある硬さ。生地の目がものすごく細かく、これがねばりづよさ、引きの強さにつながっているのだろうか。この目の細かさは近隣で見た覚えがないな。味わいは濃厚ではないものの、マイルドな塩気が麦の甘みを十分に引き出しており、かなり好印象。
宝塚市内ではバゲットランキング現在ナンバーワン。


・クランベリーのリュスティック
よく売られているリュスティックよりはかなり大振りな、バタール並みのサイズ感がある。パリッとした感触はバゲットよりも弱いが、基本的には同系統の食感で、引きが強くて、ほんのりした甘み。加水率が高いせいか、味の濃厚さはバゲットよりも一層弱いが、クランベリーの酸味と甘みとはこれぐらいがマッチしている。

・カンパーニュ
ラグビーボール形状の型で焼かれている。クープはかなり深めに入ってる。
密度がやや低めでクラストは薄く柔らかい。ライ麦の味わいは弱めで、購入当日は正直少し物足りなさを覚えたが、2日ほど経過し水分が抜けて味が熟成してくるとぐっと深い味わいになってきた。
が、やはり他のパンに比べるとやや見劣りするというのが正直なところ。個人的にはもう少しどっしりとした食べ応えのあるものが好みだが、一般的にはこれぐらいライトなものの方がウケが良いのかもしれないな。

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