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2014年6月6日金曜日

谷町四丁目「52CHO-ME BAKERY」

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関西パン屋巡り200軒の35軒目。
 
本町界隈で用事を済ませた後、たまたま前を通りがかった。
そういえば食べログでブックマークしてあったお店だと気付き、ランチ用のパンを買うべく入店してみた。
ラインナップはハード系から菓子パン、ベーグルなど幅広いラインナップ。
レジでの支払い時に店主さんに店名の由来を伺ったところ、NYの52丁目から取ったという。無学なため知らなかったが、かつてのジャズの中心地だったところなんだとか。店主さんがジャズ好きなんだろう。店内はあんまりジャズっぽい雰囲気ではなくナチュラルテイストだったけど(笑)
天然酵母を使用したパンがメイン。

◾︎クロワッサン

発酵バターを使っています、と書いてある通り、通常バターとは違う発酵バター特有の濃厚な甘い香りが漂う。ややしっとりしたクラムからはさらに甘い芳香が湧き出てくる。
バターリッチなクロワッサン好きにはおすすめ。バターの香りの強さの割にはライトな食感であったけども、それでも自分にはちょっとヘビーだった。

◾︎栗の花蜜とバターのパン

表面はパリっと張りがあり、クラムはふわっと、ややモチっとソフトめに焼かれたパンに栗の花蜜とバターを挟みこんであるパン。
パンは文句なしに美味しかったが、自分には栗の花蜜が合わなかった。またバターも多すぎてちょっとヘビーだった。(じゃあなんで買ってん、笑)

◾︎石臼挽きのバゲット(ミニサイズ)

フルサイズのものとは焼き加減が異なるだろうから、同列には並べられない部分はあるだろうけども、なかなか好みの一品であった。
カリっと香ばしく焼きあがったクラストはよく噛むとモチモチした食感になってくる。クラムも非常に香り高く、これは石臼引きの小麦がなせるわざなのだろうか。塩加減といい、水分量といい、自分のストライクにかなり近しいものだった。

◾︎カンパーニュ

これも香りが素晴らしい。クラストはガチガチ過ぎないので、万人受けしそう。ライ麦の酸味も程よく、麦の確かな旨味がしっかりと引き出されている。

ラインナップは幅広いが、今回頂いた中では、店名に反してフランス系正統派ハード系パンが美味しかった。食パンも美味しそうだったし、近所の和菓子屋さんが作った餡を用いているというあんパンも食欲をそそるものだったので、ぜひ再訪したい。

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