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2014年4月8日火曜日

福島「食パン工房ラミ」

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関西パン屋巡り200軒の24軒目。

福島の隠れ家的パン屋の一つ、食パン工房ラミ。食パンのみを作り続ける、まさに食パンマイスター的なお店。
職場が、配達エリア内であったので、事前予約の末に配達していただいた。
配送料無料だが、食パン1.5斤サイズで500円と非常に高価。その価格に見合うだけのお味なのだろうか?

・食パン


今まで買った食パンの中でもトップクラスの柔らかさ。電動スライサーを持っていないので(当たり前ww)スライスガイドを用いて、パン用包丁でスライスしたのだが、あまりにやわらかすぎて断面がキレイに切れずギザギザになってしまった・・・。
この手の高級食パンの場合、とにかくバターリッチで後味がしつこいイメージがあるのだが、こちらの食パンはバタ臭さが全くと言っていいほど感じられない。生クリームなどの乳脂を大量に使っておられるようで、甘くミルキーな香りが漂う。
まずはそのままで食べたのだが、触った通りのすさまじい程のふわふわさと弾力。酵母は何を使っておられるのかHPにも記載はないが、イースト臭は全くなく、甘い薫りに包まれる。練乳を練り込んであるそうで、実に甘い。が、小麦の甘さと乳脂の甘さが対立せずにお互いを引き立てている感じ。
さて、トーストするとどうなるのだろう。あえて厚めにスライスしてトーストした。
耳の部分はさほどカリッと焼きあがらず、クラムの部分のごく表層のみがパリっと焼けた感じ。表面をかじった途端、中のクラムともども一気に口の中で崩壊して溶けていく。バタ臭くないのに、熱でバターが染み出してきているように感じられ、ただでさえ良い風味が一層強く立ち上がる。
まさに至高の食パン。
コスパは非常に悪いが、それを度外視しても食べたくなる美味さがある。ソフト系食パン最強の称号を贈りたい。

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