Pages

  • RSS Feed

2014年4月6日日曜日

梅田・ルクア地下「ドミニク・サブロン」

0 コメント
 
関西パン屋巡り200軒の21軒目。

前回紹介したパネポルチーニに続き、こちらも23時まで営業されている、サラリーマンの強い味方。
関東で数店舗を展開されている本格派フランス系パン屋の関西初出店。

・バゲット
両端が尖った形状で、クープの開きは美しい。クラストは硬めだが、ガッチガチではない。
クラムはモチモチ。香りは控えめで、塩も控えめ。小麦の風味は十分感じるが、味わいの奥行きは少し淡白な印象。主張しないタイプで、やはり料理に合わせたい。

・リュスティック・黒豆ヘーゼル
おそらくライ麦が入っていない小麦粉のみのリュスティック生地に、黒豆をフィリングとして練り込んである。カリッとしたクラストは好みだが、クラムはバゲットと同じくやや淡白な印象。黒豆が妙に酸味が強くて、独特の甘みに乏しい。

・クロワッサン・ペペ
フランス系正統派にすると、やや小ぶりなタイプ。手にとった感触はふわっと軽かったのだが、クラム、特に底面の窯伸びが悪く、層の形成が悪くてベチャッとした食感だった。上層部でも、わずかに水分の抜けが甘い。バターの加減などは非常に好みなだけに、ちょっと勿体無い。

・パン・ビオ・オ・ノア・エ・レザン
ハーフサイズをさらにスライス済みのものを購入。
ルヴァン種で作ったノアレザンとのこと。ルヴァン種特有の酸味ある濃厚な味わい。カット済みなのではっきりとは言えないが、クラストは比較的ソフトめ。クラムはみっちり詰まっていて、しっとり。

鳴り物入りでの関西初出店、かつ商品のラインナップ・外観ともにフランス系本格派を期待させてくれるが、肝心のパンの仕上がりが、正直期待値よりは低かった。
とはいえ、もともとの期待値がかなり高いが故に、相対的にキツイ評価となってるだけで、十分にハイレベルなパン屋である。
何より、立地条件と営業時間が素晴らしい。

0 件のコメント:

コメントを投稿

 
© 2012. Design by Main-Blogger - Blogger Template and Blogging Stuff