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2014年4月5日土曜日

福島「パネ・ポルチーニ」

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関西パン屋巡り200軒の20軒目。

仕事が遅くなり小腹が空いたな・・・というときの心強い味方。22時過ぎまで営業されている大阪・福島駅前の「パネ・ポルチーニ」。

しばらく前にテレビで紹介された影響で一時期ひどく混んでいたのだが、ほとぼりが冷めたようで普段の落ち着きを取り戻してきた様子。夕食を取りそびれた夜に立ち寄ってみた。

・塩フォカッチャ
お店の看板商品。
濃い茶色に焼き上げられた薄いクラストには塩がたっぷり振りかけられていて、一口目から岩塩の刺激が口に広がる。疲れた身体には心地よい。
上述の通り、薄皮なクラストの内部はこの上なくモッチモチのクラム。大抵焼きたてで売ってるので、買ってすぐ食べると内部に水分が残っていて、なおさらモチモチ感が強い。
スイカに塩と同じ理屈で、塩気がパンの甘みを引き立ててくれる。フォカッチャらしいオリーブオイルの香りは乏しい。イタリア料理店で供されるフォカッチャとは少し違う印象。

・小麦と全粒粉とライ麦のパン
店舗に入って左側はハード系のパンのコーナー。ここに置かれているパン。
クラストはソフト寄り。ライ麦、全粒粉が入っているため、目の詰まった生地。ライ麦の酸味と全粒粉の風味が絡み合う。リベイクしてバターを塗って食べたい。

・きなこのベーグル
ベーグルは比較的リーズナブル。サイズもやや小ぶりで、おやつ感覚には良い。
ベーグルは個別包装されているのだが、その影響か、きな粉ベーグルはきな粉が水分を吸ってしまって、ややべちゃっとしている。そのまま食べるよりは、少しリベイクして水気を飛ばした方が好み。
生地はムギュッ系。

ここの母体は福島駅前で営業しているバールなのだが、片手間にやってるような中途半端なものではなく、しっかり「パン屋さん」をやっておられる。
繰り返しになるが、この時間まで本格的なパンを供してくれることをまずは賞賛したい。

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