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2014年4月16日水曜日

御影「Bienvenue(ビアンヴニュ)」

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関西パン屋巡り200軒の25軒目。

週末に神戸方面に出かけることになったので、未訪となっていた気になるお店を数店回ってみた。

この日の1軒目は山幹沿い、御影にある「Bienvenue(ビアンヴニュ)」。
先月梅田でやっていたカレーコレクションにも出品されていた、阪急沿線では期待の新鋭の一つ。
ビゴの店で修行を積まれ、その後は北野ホテルの「イグリュックプレス」を立ち上げたシェフが腕を振るう。

外光を上手く取り入れて明るい雰囲気の店内には所狭しと30~40種類のパンが並ぶ。町のパン屋っぽいソフトなものからハード系、ヴィエノワズリーなどバリエーションも非常に豊か。強いて言えば、ケーキっぽいヴィエノワズリーを得意とされているのかもしれない。果実がふんだんに使われた見るからに美味しそう(ただしカロリーも恐ろしそうww)なデニッシュが並んでいた。
私は、というと、最近の定点観測法通りに、ハード系、食パン、クロワッサンなどを購入。

・バゲット(長時間発酵タイプ)

バゲットは2種類あるようだが、自分が訪問した際にはこちらの長時間発酵タイプしか売っていなかった。(もっとも、こちらの方がおそらく好みだろうからちょうどよかった)
ビゴの店系列らしい、そこまでハードすぎないタイプのバゲット。クラムは非常にモチモチで、味わいもオーソドックスなビゴ系とは一線を画する濃さ。看板商品というだけある美味しさ。
自分の好みとしては、他店のもっと濃厚なバゲットに慣れていると、やや物足りなさを感じる。塩気も好みよりはやや薄め。
いつも書いているが、ビゴ系のバゲットは食事ありきであると感じる。ぜひともこのバゲットを使ったカスクートを食べてみたいところだ。

・クロワッサン
パリっとした見た目だけど、口当たりは思いの外ふんわり。バターにしっかり火が入っており、香ばしさがちゃんとパンの中に閉じ込められている。内部はややしっとり系。
かなり美味しかった。

・ノアレザン
ライ麦を混じて、自家製天然酵母で醸してある生地で作られたこのパンは、ビスケットライクなほろっとした崩れ易さのある固いクラストを持つなかなかユニークな逸品。中は驚くべきほどにふんわり・もちもちで、わずかにしっとり。ライ麦の酸味はほとんど感じず、風味の増強に上手く一役買っている。フィリングの量は中等量。くるみの風味もしっかり感じられ、レーズンもしっとり甘い。良い材料を使っているのがよくわかる。
今回頂いた中ではベストチョイスだった。

・食パン(角型、もちもちタイプ)

同じ生地を使った食パンのうち、角型を買った。こちらの方が山型よりもモチモチ度が高いそうだ。
今回購入した他のパンに比べると、正直なところやや見劣りのするパンであった。確かに十分美味しくはあるが、それほど飛び抜けたものを感じず、またモチモチ度もわざわざ強調するほどモチモチであるとも感じなかった。

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