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2014年3月7日金曜日

三軒茶屋「Signifiant Signifie(シニフィアン・シニフィエ)」

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Rolling Stonesの来日ライブに参戦すべく上京することとなり、せっかくなので午後は半休を取得して東京のパン屋巡りと洒落こんだ。
まずは「Signifiant Signifie(シニフィアン・シニフィエ)」の三軒茶屋本店へ。日本橋の高島屋でしか買ったことがなくて、一度本店を訪れてみたかった。

渋谷で東急田園都市線に乗り三軒茶屋へ。駅から徒歩15分ほど、世田谷公園のそばにひっそりと佇んでいる。シンプルモダンな内外装は、この店のパンから感じる哲学に通じるものがある。
対面販売方式で、店員さんが綿の手袋をして(!)パンを用意してくれる。まさしくこのお店にとって、パンとはひとつの芸術作品なのだろう。

・バゲット・オ・マロン

こどもの肌のようなキメの細かいクラストは、「バゲット」という名前なのに柔らかい。いきなり意表をつかれた。引きもさほど強くなく、さっと噛みちぎると、クラムはこれまたこどもの肌のような瑞々しさを湛える。弾力に富む生地で、やはりキメの細かさに驚かされる。生地にマロンが練りこまれているのか、ほのかな甘い香りと、栗特有の若干の苦味がパンの味わいに奥行きを与えてくれている。
・チャバタ

何も入っていないプレーンのものをチョイス。パリっとした薄さのクラストの中は、モッチモチのクラム。大きな気泡が沢山入っており、食感は非常に軽い。シンプルな美味しさで、余計なものがなにも入っていないのが直感的に理解できる。小麦の旨み、甘みのみで勝負しているが、それで必要十分だ。
・キャトル・ヴァン

本来は食パン形のパンだが、プチパン形状で売っていたので購入。
封を開けると、ゴマの香りがふわっと立ち上がってきていきなり先制攻撃を食らった。 表面は隙間なくゴマで覆われるため、クラストの評価は難しい。クラムにもゴマが練りこまれているのか、黒っぽい生地は他のパンと同様にしっとりした食感。
・バゲット・アンプ
柔らか目のバゲットという触れ込みで売っていた。
噛みちぎるのに苦労するくらいにグルテンが重合した、柔らかく引きの強いクラスト。食べた感想としては、とにかく「ナチュラル」。志賀シェフのことだから複雑な粉の配合をなさっているんだろうとは思うが、それを感じさせない。味に尖った部分が本当になく、自然体なのだ。作為的な美味しさがない。ひたすらに小麦と塩の美味さが際立つ。

・ノア・ラ・ミソ

・パン・ド・フリュイ・ルージュ

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