表参道ヒルズの道路を挟んで向かい側のビルのB1Fにある。同じフロアに有名なハワイアンカフェかなんかがあるようで、そっちはものすごい行列だった。
「デュヌラルテ」は365日の杉窪シェフの出身店。365日のパンに感動したので、そのルーツを見てみたくなり急遽訪問してみた。
店名を冠したパン。平べったく、四角形をした特徴的な外観のクロワッサン。表面はクロワッサンにしてはかなり固めに焼き上げられており、ハラハラと崩れて落ちるというよりは、パキパキっという音を立てて割れていくよう。厚みがさほどないので想像がつくが、やはり空気の層が少なくてみっちり詰まった食感。特に底部はかなり分厚くてどっしりしてる。
いわゆるクロワッサンを期待すると、面食らう。好みが分かれそう。
※デュヌラルテのwebに上がっている写真と比べると、自分の食べたラルテほかなり焼き色が濃かった。本来のラルテとは少し異なるのかもしれない。
・ハチミツと豆腐のパン
ミニチュアの食パンといった外観の可愛いらしいパン。豆腐ならではの食感や味というのが自分には分からなかった。糖分はハチミツしか使っていないとのことで、優しい味わい。
・レザン・ジョンヌ
ソフトな生地にイエローレーズンが入ったパン。レーズンの酸味がかなり強い。甘くて、酸味の弱いレーズンが好みなので、自分には合わなかった。
・ノワ
くるみのパン。365日のくるみパンとは真逆で、かなり固くて分厚いクラストで、クッキー的な食感がありクラストだけをめくって先に食べたくなる。
対照的にふんわりしたクラムの中にはくるみがたっぷり入っているが、365日ほどの強烈なインパクトはなく、わりと普通。
「類稀なる」という意味の店名らしいが、どれもこれも非常に創意工夫を凝らされたパンであると感じた。ありきたりな外観のパンが見当たらない。よって、味もなかなか想像できない。
このお店の味をベースに、よりシンプルな方向へ特化したのが365日であると感じた。多彩な味わいを楽しむなら本家をオススメする。
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