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2014年3月16日日曜日

烏丸丸太町「ぱんだより ノドカ」

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関西パン屋巡り200軒の12軒目。

烏丸通りを御池から北上し、丸太町交差点を一筋北へ行ったところを西に折れると、パンダの看板がこっちだよと呼びかけてくれる。


比較的広めの店内には、ソフトなパンを中心としたラインナップが並ぶ。カンパーニュやフランスパンなどのハード系も揃っている。
本屋かどこかで見たことあるような(笑)可愛らしいパンダの焼き印が押されたパンが目についたが、今回は別のパンをチョイス。

・豆カレーナン

フランスパン生地の中にダルカレー。ナン、と書いてあるけども似ているのは涙滴型の形状だけ、タンドールで焼き上げるインド式ナンとは似ても似つかぬ別物。生地はかっちりとまでは行かぬものの高密度でしっかりしていて、内部の空洞にカレーが入っているという感じ。カレーはかなりマイルドでスパイスのパンチ力にやや欠ける印象。

・フランスパン(小)
小さいサイズのフランスパン。上述のナンと同じ生地だろうか。クラストは薄めで高密度、柔らかめで、ビーフジャーキー的に引きちぎれないようなタイプ。 香りは控えめ。塩分ひかえめで、優しい味わい。単品で食べるよりも料理の付け合せとして食べるほうがよろしい。

・木の実どっさり

シュトーレン的な雰囲気のパン。くるみ、ベリー、ピスタチオなどがてんこ盛り入っていてしっとりしたパウンドケーキ的な食感。コーヒー(できればエスプレッソ)と一緒に少しずつ食べると美味しそう。

・天然酵母食パン

全粒粉入りなのだろうか、生地に褐色の粒が散財している。ふかふかで、水分少なめ、腰が弱く容易に変形してしまう。水分量が少ないせいか、普通よりもトースト時間を短くしないと焦げてしまった。天然酵母が発する、ごく僅かな酸味のある香り。バターの味はあまり感じず、素朴な味わいであった。

・黒糖レーズン食パン

封を切ると、レーズンを漬けた洋酒の香りでむせ返る。黒糖はほんのり甘みを感じる程度で、黒糖コッペパン的な濃厚さはない。レーズンの水分が出るのか、普通の食パンよりもかなりしっとりしていて、個人的にはこれぐらいのしっとり感が好みであった。

「天然酵母」、「国産素材」、「有機」といったナチュラルテイストを大事にされておられるお店。店内の内装も非常に簡素で、必要以上に飾らないものであった。パンもまさしくその延長線上にあり、どのパンも非常に素朴でシンプル。

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