烏丸御池界隈のパン屋巡りシリーズの、とりあえずの最終回。
烏丸御池と書いているが、三条と言ったほうが正確か?「八百一」という高級スーパーの1Fの一角にあるパン屋。この手のパン屋には基本的に期待していないのだが、食べログで評判良さそうだったので、寄っておいた。
商品のラインナップは、単独店舗に遜色ないレベルでかなり本格的。目移りするほどに美味しそうなパンが並ぶ。黒メックで買いまくっていたし、先日来のパン屋巡りでパン用冷凍庫のキャパも限界突破の危機だったので、3点だけ購入。
・八百一トースト
看板商品のような扱いだった食パン。山食の山の部分は、ちょうど昨日行った「アップルの発音」さんの仏果のようなパリっと感だが、クラムは同じく「箱レター」のようなねっちりした食感。味もどことなく共通項があり、粘りが強いせいか、甘みがあまり感じられなかった。トースト前提なのかなあ。
・じゃがいもパン
じゃがいもを練り込んだ生地のフォカッチャ風パン。「カリカリにリベイクして」と書いてあったので、帰宅後にしっかりリベイクして頂いた。じゃがいものおかげか、厚めでカリッとした塩気の強いクラストともっちりふわふわでほんのりごくごくわずかに甘いクラムとのコラボが絶妙。じゃがいもパンだけにポテチ的な中毒性があるわ、これ。
・カンパーニュ・フィグ
カンパーニュ生地にいちじくとくるみをプラス。かなり酸味が強い。ちょっと苦手系・・・。スライスした部分が悪かったのか、イチジクに当たらず、酸味ばかりが立ってしまった。
スーパーでの買い物ついでに、というにはレベル高すぎでしょ、ここ。パン目当てで行く価値ありです。
※2月17日追記:
食パンをトーストして食べてみた(パンの名称も、「八百一トースト」が正解だったので訂正しておいた)。
さすがに「トースト」と名づけてあるだけあって、トーストしたほうが何倍も美味しい。クラストの表面はハードトースト風にカリッと焼きあがる。内部も適度に水分が抜けて、焼かずに食べた時に気になった粘り気は鳴りを潜め、ほどよい水加減。
トーストして食べることを前提として作っておられるパンなんだろうと確信できた。
ついでに、カンパーニュフィグもリベイクして食べた。こちらもリベイクしたほうが酸味が抑えられて食べやすくなっていた。全粒粉が引き立って香ばしさとクラストの歯ごたえががぐっと増す。
ただし、やっぱりイチジクの量が少なくて、ハーフサイズを買った中に1切れだけしか入っていなかった。この量だと、イチジクを期待して買うとちょっと残念な気持ちになるよ・・・。あたりが悪かっただけだと思いたい。
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