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2014年2月15日土曜日

烏丸御池「Flip up!」

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関西パン屋巡り200軒の4軒目。
京都マラソンの受付に行った帰りに、京都のパンの聖地とも言える烏丸御池地区に立ち寄った。
黒メックを始め、有名どころが半径1km以内に密集している恐ろしいエリアだ。芦屋・夙川エリア並みの密集度。
しかも都合の悪いことに、この界隈のお店は日曜日休業のお店が多かったりするので、兵庫県からはなかなか足を伸ばしにくい。平日に京都へ出かけることなんてほとんどないことなので、この機会を逃すわけにはいかない。
まずは烏丸御池の交差点北西方向にあるお店「Flip up!」さんへ伺った。京都という町は、お店が街並みに溶け込んでいて、いつ来ても美意識の高さに感心させられる。このお店もモダンな外観ではあるが主張しすぎず、どことなく京都らしさを漂わせている。入り口が引き戸になっているあたりも実に京都らしい。

訪店したのは14時過ぎ。ランチタイムも終わっており、お食事パン系はほとんど姿を消していた。パンのラインナップは、ベーグルやブリオッシュ、プチパンなどソフトな生地のものが目立つ。バゲットやリュスティックなどのハード系も置いてあるが、売り場の脇に並べられていて、主役という感じではない。
郷に入りては郷に従え。ソフト系をメインにチョイスしてみた。ベーグルも大好きだし、自作時のフィリングの参考にもなるので、3点ほど確保。それにしても平日昼間にパン屋へ来ると選びたい放題過ぎてチョイスに困る(笑)
・ボイセンベリーとくるみのパン

生地そのものにベリーの果汁が練りこまれているのか、ほんのり色づいた生地からは独特な酸味のある薫りが漂う。見た目はハード系のようにも見えるのだが、クラストは意外に固くない。ベリーの甘酸っぱさとくるみの風味がマッチして美味しい。
・黒ごまと豆づくしパン

黒ごまを練りこんだ生地に、金時豆やうぐいす豆など3種類の豆を混ぜ込んである。今回買ったパンの中で一番お気に入り。黒ごまと豆ってなんでこんなに相性が良いのだろう?同じシリーズで芋を混ぜたものもあったけど、芋、栗、豆とパンの相性の良さってのはお米との相性を超えてるんじゃないかと個人的には思ってる。やや引きの強いもっちりした生地で食べ応えがある。豆と一緒に口の中でモグモグと咀嚼していくと、どんどん甘みが出てくる。
・クリームパン

ブリオッシュ生地でカップケーキ的な形に焼き上げてある。内部には空洞がほとんどなくて、パン生地とクリームがみっちり詰まってる。生地が卵や砂糖、バターをふんだんに使っていそうなリッチなもので、それだけでも十分に単品として楽しめそうなだけに、バランスを取るためか、クリームは甘み控えめで、量も少なめであるように感じた。
・くるみパン

ソフトなプチパンにくるみを混ぜ込んだシンプルなパン。クラムはふんわり、クラストは薄いながらもパリッとした張りがある。ベース生地の美味しさを実感できる一品。

「町のパン屋さん」を洗練させたような印象。どれもこれもフィリングの良さを引き出していて美味しい。子どもウケが良さそう。
※ベーグルはまだ食べていないため後日追記予定。
※2月16日追記:ベーグルの感想。
いずれのベーグルも、比較的生地の引きは弱め。ムギュッとした噛みちぎるような食感が好きな御仁には他店をオススメする。フィリングでは安納芋のが特に美味しかった。逆にチョコベーグルは他のふたつに比べるといささか見劣りする。

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