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2014年2月16日日曜日

平野「パンとお話 アップルの発音」

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関西パン屋巡り200軒の6軒目。
松原方面にでかける用事があったので、帰りに大阪市内東南部方面のパン屋に行ってみた。
本当は今回紹介する「アップルの発音」さんの他にも「3(Trois、トロワ)」さんへも行ったのだが、残念ながら店主さんの体調不良にて臨時休業されていたので、これはまたの課題となった。

ということで今回は平野にある「パンとお話 アップルの発音」さん。
およそパン屋とは思えないユニークなネーミング。そのネーミングセンスは商品にもはっきされており、謎掛けのような不思議な名前を付けられたパンが並ぶ。
お店は南港通から少し南に入った、昔ながらの長屋が並ぶ思いっきり普通の住宅街にある。知らなかったら絶対にパン屋とわからない。



営業は金〜月のみ。商品のラインナップは週替りなので事前にお店のブログでチェックしていくことをオススメする。また予約も可能なので、予約したほうが吉のようだ。ただし、ネットを見てしまうと、不思議なネーミングがネタバレしてしまうので、素材当てを楽しみたい方は直接来店したほうがワクワクできそうだ。
私は確実に商品を確保したかったので、予約してから13時過ぎに訪問した。もともと予約していた商品以外に、ブログに挙げられていなかった商品があったのでそれも確保しておいた。
・箱レター(直方体の食パン)

開封するとほんのり酸っぱい匂い。酵母の匂いかな? ものすごく柔らかく、もっちもち。実際に食べてみてもおもち的な粘り気すら感じるほどに引きが強い。どこかで食べたような食感だなと思ったら、パリ・アッシュの食パンが似たような食感だった。
・仏果(食パン)
玄米酵母を使ったという食パン。米麹っていうこと?
どことなくお米の香りがして、表面はうっすらとおこげ風にパリっとしている。箱レターよりは芯があるが、やはりかなり柔らかめ。味はほんのり酸味を感じて、甘みは少なめ。
・赤か白か

仏果と同じような生地で作られたプチパンの真ん中に切れ込みが入れられ、栗のハチミツとバターで作った特製クリームが塗りこまれている。そのクリームの上に、刻んでいないくるみをそのまま放り込んである。見た目のインパクトはすごい。栗の蜂蜜の味なのか、クリームはバターの濃厚な味の中にレモン的な爽やかさを感じる。クリームはかなり濃厚な味わいなのだが、くるみがそれを緩和してくれて絶妙なバランスをとっている。名前の由来はわからなかった・・・。
・ブラウン・ホワイトを投げつけろ!
ハイジの白パン的なシンプルな生地に、ヘーゼルナッツ、ホワイトチョコチップ、ピンクペッパーが練りこまれている。ペッパーの刺激が他のフィリングと生地の甘みを逆に引き立てる。不思議な取り合わせだが美味い。これも名前の由来がわからん・・。
・キラキラ


予約していなかったが、店頭で見かけて美味しそうだったものでついつい購入したパン。
食感はクロワッサン的なふわふわサクサク生地で、表面はキャラメリゼしたようにカリッとしっかりしてて、かつ甘い。種明かしを見るとアプリコットとホワイトチョコチップを練り込んであるそうな。今回食べた中でイチバン。

どのパンもユニークな商品名に名前負けしないだけの独創性の強いパン。しかも、奇をてらっただけでなく美味い。
店主さんが「パンとお話」しながら、パンの声を聞いて、汲み上げて作っているんだろうなあと感じるホッコリするパンたちだった。

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