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2014年2月27日木曜日

梅田カレーコレクション2nd

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関西パン屋巡り番外編。
昨年春に惜しまれつつ1年の営業を終えた梅田カレーコレクション。この冬、1ヶ月の短期営業ながら復活!
前回は全国各地のレトルトカレーを揃える、そしてイートインできるという店舗だったのだが、今回はそれに加えて新企画が用意された。阪急沿線の有名パン屋4店による創作カレーパンの競作というカレー好き&パン狂いの自分にドンズバな企画!情報を得た時は思わず小躍りしてしまった(笑)
めっきり電車通勤が減っているのだが、まんまと阪急の罠に釣られて電車通勤してみた。
仕事が押してしまい、訪問したのは20時ごろ。店外から眺めただけでもなかなかの混雑具合。
毎日20種類ほどのカレーパンが用意されるとのことなので、さぞや選び甲斐があるだろうと店内に飛び込んでみると・・・殆ど売り切れ(泣)
我が愛するコンセントマーケットのパンは全滅。箕面のアビアントと、高槻のジュエボワットのパンが数点ずつ残っているのみ。これも、単に搬入の時間などの都合なのかもしれない。とにかく、これは予想していたよりも険しい峠だ。
気を取り直して、残ってるパンから琴線に触れるものを3点チョイス。
まずはジュエボワットの「カレーとレーズンのフォカッチャ」。

これは我慢しきれず即食べた。
フォカッチャに対する自分のイメージ(平べったくてオリーブオイルたっぷり)とは些か異なるが、特筆すべきフカフカさの生地には、スパイスが練りこんである。ベースの生地は甘めなのにスパイスの刺激があるというのは不思議な感覚。中には柔らかいレーズン(サルタナかな)が混ぜ込まれており、このレーズンが甘めで、その甘さが生地の甘さとはまた違うタイプの甘みなものだから、甘さと辛さがより一層せめぎ合う。

このパンは箕面ア・ビアントの「ポム・ド・テール・エピス」。
じゃがいもが練りこまれたパン(ポム・ド・テールはじゃがいもパンの意味らしい)で、見た目に反して比較的ソフトでありながらも、薄めのクラストの引きは結構強く、噛みちぎるように食べる。生地には「キャトルエピス」というフランスのミックススパイスが加えられている。クラムの中に時々感じる歯ごたえは、ジャガイモを小さく刻んだものだろうか?くるみパン的なアクセントになっている。
じゃがいもとスパイスという実に和風カレー的な組み合わせとパンの邂逅。主張しすぎない程度に薫るスパイスの香ばしさが食欲を刺激する。
最後は「グリーンカレーとマンゴーのパン」。ジュエボワット謹製。
今回の3つのなかではいわゆるカレーパンに一番近い。
厚めのクラストに焼かれたふかふかのパンの上に、ペースト状に水分を飛ばされたグリーンカレーが乗っけてある。ちょうど花弁のように4つにちぎれるのでペーストを生地に塗り広げながらいただくと、花びらの中からドライマンゴーが花蜜のようにひょこっと顔を出す。マンゴー単身だとパンに対して味が勝ちすぎるとは思うが、カレーとのコラボではちょうどよい塩梅。これも美味い。

初回訪問からまたリピートしたいパンばかり。
可能な限り全種類を制覇していきたいところ。

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