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2014年6月16日月曜日

Giro「Empire ACC」

2 コメント
 
そろそろ本格的に自転車に乗る季節になってきた。
モチベーションアップを図ってシューズとペダルを更新した。
まずはシューズのインプレから。

購入したのはGiroの「Empire ACC」
BMCのTaylor Phinneyがここ数年使っている、例の「ひも靴」だ。初代モデルは2013年の新製品として2012年末に発売されたのだが、私が購入したのはそのマイナーチェンジモデルの「Empire ACC」。
ACCっていうのは、どうも「Easton EC90 ACCカーボンソール」に由来しているようだ。その「ACC」っていうのが何なのか、Giroのofficialには記載がないのだが、ググってみるとソールメーカーのEastonのサイトでは「Alminium carbon composite」という言葉が引っかかってきた。
ただし、ACCソールを使ったGiroのシューズの説明には「ユニディレクショナルカーボンを用いたソール」っていう記載があるので、結局は正解はわからずじまい。
初代モデルとの比較もなされていないので、モノが変わったことだけはわかるが、どう変わったのかはわからない。
唯一はっきりわかるのは、ヒールの部分が取り替え可能になった点。長期に使用していると交換したくなる部分なので、これはありがたい仕様。

 このシューズの前に使っていたのはオーストラリアメーカー「Bont」社の「Vaypor」というシューズ。
購入時点では、ソールは当然のこと、恐ろしいぐらいにアッパーも固く、合わない人には「木靴」と呼称される代物。ただし、靴全体が熱成形することができるので、きちんとフィッティングさせれば「木靴」なんていうのは誤解にすぎないということがすぐに理解できる。

余談だが、Bontのシューズは試着できる店が少なくて、ロクに試着しないまま通販で買ってしまったためサイズがわずかに小さかった。そのため、夏でもつま先が窮屈だったし、冬になると足先が血流不全になってしまっていた。
ランニングシューズはむしろつま先にかなり余裕のあるものを選ぶのが一般的なので、その快適性に慣れてしまってからはこの靴が別の意味で「木靴」状態になっていた。
新しい靴を選ぶにあたってBontの靴自体は気に入っていたので新型のVapor plus(BOAダイアルを使ったモデル)も検討したのだが、どうもBOA部分の作りが甘くすぐに壊れるというブログを散見したので、検討対象から最終的に除外した。

ちなみに今まで使ってきたロード用のシューズは、SidiのErgo2Carbon、Specialized S-works Road(2011)、そしてBontである。どれも一長一短あるが、Bontのダイレクト感とホールド感が好きだった。

足のサイズは実測で25.7~25.8cmほど。左右差は1mmほどあるが、どちらも26cmは超えない。 ワイズは測定上3E弱らしいが、上記のシューズのいずれでも明らかに幅が狭いと感じたことはない。甲は高くない。足のアーチは偏平足とまではいかないが落ち気味だ。

さて、そんな私にとってのGiro Empire ACCである。
まずサイズ選びだが、Empire ACCはヨーロッパサイズで0.5刻みで輸入されている。自分の足のサイズだとカタログ上は42(26.0cm)ないし、ややキツメで履くなら41.5(25.75cm)というところ。
試着したお店ではハーフサイズを置いていなかったので、42にしか試していないが、これでも足先はほとんど隙間はなくつま先がギリギリ当たらない程度だった。フルシーズン履くことを考えるとこれよりサイズを落とすことはムリだろう。

そんなわけで購入したのは42サイズ。ワイズはジャストで大きすぎず、小さすぎず。
アッパーは、あたりまえだが、Bontと比べると比較にならないぐらいソフトで、S-worksとくらべても薄くしなやか。
 ヒール部分は、Sidiのように硬質なアキレス腱サポートがあるわけではないが、S-worksのようなふにゃふにゃで脱げそうなヒールとは違い、ふっくらした履き口でフィット感が高い。
シューレースを完全にほどき(バックルやベルクロ、BOAに慣れている自転車乗りには馴染みがないかもしれないが、ランニングシューズでは当たり前の行為)、かかとをコン、コンときっちりフィットさせてから足先から適度なテンションで締め込んでいく。
上述の通り、柔らかいアッパーなので、ランニングシューズと同様にきゅっと足に張り付くようにしまっていく。ここらへんはベルクロとかバックルよりも気持ち良い。
ランニングシューズとは違って、最後のホールが2つ穴になっていないので、足首周りのホールドはどうかと心配したが、全く問題なくきっちりと締まってくれた。余ったシューレースは、甲の部分にあるゴムバンドで止めておける。
ソールはほぼフラットな形状で、必要以上に反り返っていることはないし、Specializedのシューズのようにカントがついているわけでもない。
インソールにはX-static社の製品が用いられており、アーチ部をサポートする機能が付与されている。アーチサポートはパーツを変えることで強弱をつけることができるようだ。インソールのヒールサポートは皆無で、ヒール部分はペラペラだった。

走り始めると、ソールの硬さはBontのそれと比べても極端に柔らかいということはなく、かなりしっかりしている。が、Bontほどガチガチではなく、適度な弾性を有しているようだ。
シューズの重量がカタログ値で215gとかなり軽量なので軽快感は強い。また軽くスプリントまがいのことをしてみても、履き口はしっかりフィットしてくれていた。ただ、ヒールカップのサポートが弱く、靴の中で踵が安定しない感覚がある。この点に関してEmpireを擁護すると、Bontにはsuperfeet社の社外インソールを入れており、このsuperfeetのインソールというものこそヒールサポートをウリにしているものなので、比較すること自体が間違いである。実際、Empireのインソールもsuperfeetのそれに交換したら、この問題は見事に解決した。

価格は決して安いシューズではないが、独特なビジュアルが気に入れば、レースでもちゃんと使えるシューズであろう。



2 件のコメント:

  1. 突然すみません。Bontはいくつのサイズをかって小さかったのでしょうか?自分と足の実測が同じようなので参考にさせてください。

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  2. >かねこさま
    もはやパンブログと化している当ブログで自転車のネタに反応していただきありがとうございます(笑)。
    Bontは41の足幅はノーマルタイプを購入しました。記事にも書いたとおりに若干全長が小さい印象で41.5の方がよかったと思います。
    ただ、現行のVaypor plus(ワイヤー締めのタイプ)は同じサイズでもどうやら若干大きくなっているようです。やはりできれば試着してからの購入をお勧めいたします。
    というような当たり前の回答しかできずに申し訳ありません。Bontは試着できるところがほとんどないですから難しいのは承知しております。

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